違う方法はないのか?

藤の考えるビジネスモデル part02

ここで、ほぼ日刊イトイ新聞から引用です。

  『ぼくのパワーブックのデスクトップには、
   「その方法じゃなく、できねぇかい?」
   という言葉が貼り付けてある。
   いままでにある方法で考えたり実行しようとしたり、
   経験のある「くりかえし技」に落ち着こうとする
   自分自身に、ケンカを売っているわけだ。
   たいていの「その方法」というのは、
   誰にも納得できるような、
   誰でも考えつきそうなやり方だ。
   会議での多数決を信じて仕事を進めると、
   たいていは不毛な競争に巻きこまれる。
   みんなと同じ場所で争うことのほうが、
   安心な気がするのだが、それこそが、実は危ない』

「その方法じゃなく、できねぇかい?」という視点は、表現する側の人間はみんな持っていると思うけど、新しい方法でやるって先が見えないし、時間もかかるし、クライアントや代理店の理解を得るにも手間がかかる。だから前に一度やったことのある方法で作る事になる。時間がないと特にね。


でも、ここを諦めてしまうと、その仕事はクリエイティブではなくなってしまう気がします。周りに反対されようが、面倒くさがられようが、嫌われようが、やってしまうって部分が表現者には必要なんじゃないかな。

 

スパイク・ジョーンズやミッシェル・ゴンドリーの凄さって、僕はそこだと思う。
予算の大きな話になってくると、関わってくる人達は増えるし、色々な思惑が絡んでくるんだけど、その中で思いついたアイデアをそのまんま形にできる力というか。
例えば、Fatboy slimのpreise youとか。

よく周りを説得できたなと思います。
これは口先の説得ではなく、スパイクの人生観、人柄だったり、生き方があるからこその説得だと思う。

ちなみにこの作品に出てくる、真ん中で踊っている変なおじさんがスパイクで、最後スパイクがインタビューされている時に後ろからカメラを覗き込む坊主のおじ さんがFatoboy Slimだそうですよ。
真剣に遊ぶってこういう事だなって感心します。
そしてそれを理解してくれるアーティストやクライアントがいる周りの環境が、素敵だなと思います。

 

この「その方法じゃなく、できねぇかい?」という視点で、今の映像業界を見た時、そういうシステムじゃなきゃ映像は作れねぇかい?って考えてしまいます。

そこで、現状のクリエイティブのシステムではない方法で、クリエイティブする方法を模索してみようよという僕からの提案へと繋がっていきます。
その方法を、TAVLで実践することで、その事自体もパフォーマンスとして外の人に見せようよ。