現状のクリエイティブを取り巻くシステムの目的は「お金を稼ぐ事」です。
クリエイティブを取り巻くというか、お金を稼ぐシステムに依存するしかクリエイティブをする道がないって言う方が正確かな。
お金を稼ぐ事、それは企業にとって当然の事ですが、そのために作られたシステムの中で表現をすると、お金を出す側の立場は強くなるし、市場に求められている モノを作ろうとするから、表現も同じ傾向にならざるを得ない。表現者に対する評価も、その人がお金を稼ぐのに有効かどうかになっています。
なんでお金を稼がないといけないのか。
企業にとってそんな疑問を持つ事は、命取りなのかもしれない。
お金を稼がないと、社員に給料を払えないからね。
でも、僕はどうしてもお金を稼ぐ事が何よりも大事ですってシステムに疑問をもってしまいます。
自給自足じゃないけど、自分が食べる分だけの魚を釣ったら充分です、みたいな生活でもいいじゃない。
こういう事を考え始めると、幸せとは何か?とか豊かさとは何か?って事を考えざるをえなくなる。幸福観とか豊かさって人それぞれだから、一概には言えないのだろうけど、僕にとって、お金は必要最低限あればいい。それよりも豊かな生活を送る事、それが幸せかな。
僕にとって豊かさとは、好きな事をすること。
僕の好きな事は、モノを作ること。
僕が作ったモノを他の人が触れた時、笑顔になってくれること。
あと自転車に乗る事も、僕に取っては豊かさの一つ、かな。
誰だって、好きな事をして生きていたいよ。それが出来ないから組織に入って、生活するためにお金を稼ぐんじゃないか。
そんな声が聞こえてきそうだけど、みなさんはどう思いますか?
好きな事をして生きていく仕組みがないんなら、自分で作ればいいんだよと、僕なんかは考えるんですが。
結局のところ、どんな理由があろうが、やるか、やらないか、だと思うんです。
「ONE LIFE, NO FEAR.」という言葉が、僕は好きです。人生は一度きりだから、恐れるなって意味です。
(この言葉は、「Blue Juice」という映画に出てきます。サーフィンを題材にした青春映画なのかな?主人公は30歳だけど。この主人公もやるか、やらないかですごく悩むんだけど、その様子が面白い。興味のある人、見てみて。ショーン・パートウィーという人が主演で、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが恋人役、ユアン・マクレガー が友達役で出ています。)
お金を稼ぐ事が第一の目的でないシステムを考えるために、そのお金に代わる価値は何か、について僕なりの人生観を語ってみました。みんなが好きにクリエイ ティブする、それを第一の目的としたシステムを考えられないかって話につなげていくためです。