見つめ直す委員会

2009.05.02

この企画を見つめ直す委員会、発足

しばらく停滞していたTAVLの活動ですが、5月はガツンと進めましょうということで、藤さんからの宿題。

熊谷さんには別にお願いしたい事があります。
作品自体を作る人達とは違った視点で、この企画を見つめ直して欲しいのです。
この時代に、こういう企画(額に入れたディスプレイを展示する)をやることにどんな意味があるのか。この企画を熊谷さんが他の人に伝える時、何を見て、感じて、考えて、気が付いてほしいのか。

こういうこともみんなで話し合って決めていきたいけど、その叩き台を作って欲しいんだ。企画書みたいな、紙にまとめてみんなに配れるものに。


この前、熊谷さんが言っていた、「映像の素の姿」って考え、面白いと思うのでそれを発展させていってもいいと思います。ただ、僕がちょっと引っかかったのは、休日ってキーワードです。僕は「休日」って聞くとまず「リラックス」と連想してしまうんだけど、映像を風景として考えてみる今回の企画と、リラックスがうまく繋がらなくって。
あと、場所に関しても喫茶店と決定した訳ではないので、他に良さげな場所があればそこで考えてもいいです。


ちょっと他の人とは違う一歩引いた広い視点が必要になるし、今の時代をどう解釈するかも考えないといけないし、TAVLのブランディングも絡んでくるから、大変かもしれないけど、お願いします!あくまで叩き台だからね。気軽に考えてみて。

 

 

2009.05.11.

叩き台

ごめんなさい。
私の宿題はここから先だと思いますが、今日は企画書というところまでできませんでした。今日の皆さんのお話を聞いてから、やってみようと思うので、企画の意味とか感じてほしいことを見つめなおす方法としてこのブランディングを使うとしたら、っていう手順だけ書いておきます。穴埋めドリル式。

 

まずエクスペリエンス・ブランディングを使おうと思ったときに、いくつか方法がある気がしました。
A.企画そのものをソフト(商品)としてとらえて、適したエクスペリエンスデザインを考える
B.“額縁に入れたディスプレイを用いたアート作品“をブランディングする
C.TAVLのブランディングの過程で、効果的な実体験イベントとしてこの企画を位置づける

・・・どぉするべきだと思われますか?


Aが、ポンペイ展の考え方を生かせる感じです。Bは、これから皆が作る作品の詳細によるところが大きいのもあるし、カフェでやるかどうかもいったん白紙にしてっていうスタートになります。Cだと本当に、とっかかりが難しいですね。

 

☆コンセプト
<ターゲット>  (例)20~30代男女

<事実・特長>  (例)絵画のように飾れる、

<機能的価値>

<情緒的価値>

<社会的価値>

 

☆自分がお客さんだったらだったらこの企画を・・・

 

☆もし○○だったらこの企画を・・・

 

☆全ターゲットに共通していたのは・・・

 

☆エクスペリエンスバリュー

 

☆これをもとに、具体的にどうすればよいか。

 

コンセプトのところは、全員が共有できないと意味がないので、意見をたくさん聞きたいです。
作品の中身のほうだけでも大変だと思うけど、ちょっと考えてみてほしいです。

 

 

2009.05.24.

ブランディングのまとめ

■ブランドと作り手側のブランディング
ブランドと言ってしまうと、商品とか売り方とかを連想してしまうけど、モデルマップで説明したように、それはブランドの一要素であって、全体ではない。
作り手と受け手、全部ひっくるめたものがブランド。

 

ブランディングとブランドにingを付けた場合、何を意味するのかは、ブランドの中のどの位置にいる人が言うかによって意味が変わってきます。
うちらの場合は作り手の方なので、ブランディングと言った場合、以下のような事だと思う。

・どんな方法で何を作るか(steward、product)
・productからどんな経験が生まれるか(experience)
・その経験から受け手にどんな評価が形成されるか(perception)

ざっくりとですが、こういうことを考え、実行し、測定することがブランディングという事ではないかな。
作り手と受け手の軸が交差する「perception」の部分をどうコントロールするかが、作り手側からのブランディングということだと思います。

 

■経験を演出する
このブランドの中の経験をクローズアップして、こういう風に経験を演出すれば、こういう認知が出来上がって、儲かりますよと言っているのが「リアルヂカラ」です。

僕が「経験経済」や「リアルヂカラ」から参考にしたいと考えているのは、「経験を演出する」という視点です。

 

なぜ僕が経験を演出するという視点を参考にしたいと思っているのか?
これは、TAVLに限らず意図があって作られた作品を発表するということは、つまり、ユーザーにどんな経験を与え、どんな認知を形成してもらうかという事じゃないかと考えているからです。

だから、こういう様に経験を演出したら、こういう結果になりますよと色々実例を挙げている「経験経済」「リアルヂカラ」が参考になるんじゃないかと。
彼らは商品、僕らは作品という違いがあるけれど。


■この企画をみつめなおす委員会の役割
この委員会では、ひとまず経験経済は忘れて大丈夫かと思います。
僕がこの企画をみつめなおす委員会に意見を言うとしたら、今までずっと額にディスプレイを入れるというアイデアから議論しあって、作り手側からのブランディングをしてきた訳で、今度は受け手側の個人(Individuals)が形成する認知(Perception)のほうから考えたらいいのでは?という事です。

 

TAVLと企画と各々の作品は、全部認知の中では繋がっている訳で、やっぱりA、B、Cのように分けて考えるのは難しい。
すでに認知が出来上がっている場合や、誰が作ったかを言う必要がない場合は、そこを省いてブランディングするもんだろうけど、TAVLではまだ何も知られていないから、一つ一つ考えて説明できるようにしておく必要がある。

 

今までは
stewards→promise→product→experience←→perception
という流れで考えていたけど、この企画を見つめ直す委員会では、
external system→individuals→perception←→experience
の流れで考えてみようよって訳です。


■で、何をしたらいいんかの?
この委員会のゴールは、作り手側から導かれたexperience←→perceptionと、受け手側のexperience←→perceptionを比べて、重なっている部分、一番しっくりする部分を探り、見つける事。
それが、ポンペイ展では「ミイラが見れる」ではなくて、「うちら何も進んでない」だった。

作り手と受け手の両方の立場から考える。
まず、受け手側のexperience←→perceptionは、うちらは予測するより他ないから、普段得た知識を総動員して、今の時代性や、そこに生きる人々の感性を定義し、どう評価されるかを予想します。

そして、作り手側のexperience←→perceptionは、TAVLとは何か?どういう企画意図があるのか?そして作品ごとの意図それぞれをまとめて、どういう評価が生まれるかを考えます。

とりあえず、受け手側の視点を育てるために、時代性と現代人の感性のほうを調べていったらどうかな?


これ、熊谷さんだけだと、一人広告代理店状態で、大変すぎてノイローゼになっちゃうので、田中さんと一緒にやるとか、TAVLミーティングのときに議題にして他の人に考えてもらうとかでいいと思います。あと、うちらは表現をしているので、表現に限っていいと思う。

この前先生が持ってきてくれた新聞の記事からも、時代性や現代人の感性は推し量れるし、美術館によく行くなら、そこでやっている企画展からも時代性が見えてくるんじゃないかな。

 

僕の方では、作り手側からのexperience←→perceptionを詰めていくつもりなので。
僕が前回話したTAVLのビジネスモデルは、その一歩です。TAVLは何者なのか?の僕の考える答えです。