田中さんのアイデアに着想を得て、「ギャラリー」というタイトルの動く絵画。
その絵にはいわゆるギャラリーのイメージ、絵が飾ってあってそれを人々が思い思いに眺めている様子が描いてあります。
その絵を見ようと、絵の前に立つと、絵の中にも自分を見つめる人が現れます。
絵から離れるとその人もいなくなります。
正確に言うと、その絵の中の人は自分を見ているのではなく、絵の中に飾ってある絵を、つまりこちらの世界を絵として眺めています。だから、その絵の中の人は自分と同じ動きをしている訳ではなく、顔を近づけたり、指を指したりして絵を見るような動作をしています。
絵を見るのではなく、絵に見られるインスタレーション。
先生が以前、「見るという事は見られるという事だ」とおっしゃっていましたが、そんな感覚でしょうか。